第6章|身体を知りたくて、漢方を学びはじめる

query_builder 2026/09/15
第6章|身体を知りたくて、漢方を学びはじめる
第6章|身体を知りたくて、漢方を学びはじめる
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第6章|身体を知りたくて、漢方を学びはじめる

髪を長く見ていると、
髪だけを見ていても、わからないことがあります。

同じようにハーブケアをしていても、
変化が出やすい方もいれば、
なかなか変化が出にくい方もいる。

その違いは何なんだろう?

そんな疑問を持つようになったことが、
私が身体について学び始めたきっかけでした。

お客様とお話をしていると、

「体調を崩してから髪が細くなった」
「強いストレスが続いた頃から抜け毛が増えた」
「以前よりツヤがなくなった」
「髪がまとまりにくくなった」

そんなお話を聞くことがあります。

髪は身体の外に出ているものですが、
髪をつくっているのは身体の中です。

だったら、
髪のことをもっと知るためには、
身体のことも知らないといけない。

そう思って学び始めたのが漢方でした。

漢方には
「髪は血の余り」
という考え方があります。

これは単純に
「余った血が髪になる」という意味ではなく、

髪も身体から切り離されたものではなく、
身体の中の「血」に養われている、
という見方です。

この考え方を知ったとき、

「やっぱり髪と身体はつながっているんだ」

と、今までお客様の髪を見ながら感じていたことが、
少しずつ自分の中でつながっていきました。

そして植物を学んでいく中で、
漢方の生薬と、ハーブの世界には重なる植物もあることを知りました。

たとえば甘草は、
ハーブでは「リコリス」と呼ばれ、
ハーブティーとして親しまれることもあります。

「漢方」「ハーブ」「アーユルヴェーダ」と
入り口は違っていても、
植物を学んでいくと、少しずつつながって見えてくる。

この感覚も、私にとってとても面白いものでした。

こうした植物の学びは、
その後のメディカルハーブの勉強にもつながり、
今ではリコリスやローズマリー、ブリンガラージ、カモミールなど、
化粧品として使える植物の粉を選び、
ヘナに混ぜて使う美容にもつながっています。

身体は、まず生きていくために必要なところに
エネルギーや栄養を使います。

疲れが続いていたり、
大きなストレスがかかっていたり、
体調を崩していたりするとき、

「今、この方の身体には
髪まで十分に養う余裕があるのかな?」

そんなふうに考えるようにもなりました。

そして漢方で学んだのが
「気・血・水」という身体の見方です。

髪だけを見るのではなく、

何か足りないものがあるのかな。
疲れているのかな。
ストレスが続いているのかな。
巡りはどうなのかな。

そんなことも考えながら、
今はお客様のお話を聞き、髪を見ています。

もちろん美容師ですから、
身体の病気を診断することはできません。

でも、髪だけを表面的に整えるのではなく、
その髪の背景には、その人の身体や毎日の暮らしがある。

それを知っている美容師でありたいと思っています。

私にとって漢方の勉強は、
髪から身体を見るという
今の美容の考え方につながる大きな一歩でした。

そしてこのあと――

身体を勉強し始めた私自身に、
今度は大きな体調の変化が起こります。

その経験から、
食べるものや身体のエネルギーについても
さらに深く考えるようになっていきました。

次回 第7章
「湿疹をきっかけに、蜂蜜療法とPUFAフリーへ」



🌿 私が今の美容にたどり着くまで|全10章

1. 20歳、化粧もアクセサリーもできなくなった
2. 美容師として歩きはじめた日々
3. 40歳、自分の髪の変化に悩んだこと
4. お客様の髪が教えてくれたハーブケアとの出会い
5. 良くなる人、変わりにくい人。その違いを知りたくて
6. 身体を知りたくて、漢方を学びはじめる ← 今回
7. 湿疹をきっかけに、蜂蜜療法とPUFAフリーへ
8. メディカルハーブを学び、自分でブレンドする美容へ
9. ヘナとの出会いが広げてくれた可能性
10. 今、私が届けたい「髪を老けさせない美容」

髪だけを見る美容から、
髪・頭皮・身体のつながりを考える美容へ。

少しずつ変わってきた私の美容の考え方を、
10章に分けてお話ししています🌿

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ツヤカミ神戸

住所:兵庫県神戸市中央区加納町4丁目4−11

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