第3章|40歳、自分の髪の変化に悩んだこと
40歳を過ぎた頃から、
私自身の髪にも白髪が目立つようになってきました。
でも、本当に気になり始めたのは、
白髪そのものよりも、
髪の艶がなくなってきたこと。
まとまりにくくなってきたこと。
以前と同じように仕上げても、なんとなく老けて見えること。
美容師なので、もちろん何もしなかったわけではありません。
トリートメントを変えてみたり、
カラーの方法を工夫してみたり、
その時その時で「これがいい」と思うものを、いろいろ試しました。
その時はきれいになるんです。
でも、時間が経つとまたパサついてくる。
何かをつけて整えることはできても、
髪そのものが元気になった感じがしない。
その感覚が、少しずつ気になるようになりました。
それまでの私は、
髪の色を変えたり、明るく染めたりすることも、
おしゃれのひとつだと思っていました。
美容師としても、
カラーを楽しむことはごく自然なことでした。
でも、自分自身の髪が変わっていく中で、
「本当に若々しく見える髪って、
白髪がない髪なのかな?」
と考えるようになったんです。
白髪が少しあっても、
髪に艶があって、
毛先まできれいにまとまっていて、
自然なしなやかさがある。
その方が、ずっときれいに見えるんじゃないか。
白髪を隠すことより、
髪そのものの艶や美しさの方が大切なのかもしれない。
そんなふうに、
私の中の美容に対する考え方が少しずつ変わり始めました。
そして、もうひとつ気になったことがあります。
このままカラーや薬剤を使い続けて、
50代、60代になった時、
私の髪はどうなっているんだろう。
今よりもっと乾燥したら?
もっと艶がなくなったら?
細くなって、まとまりにくくなったら?
急に、自分の未来の髪が心配になりました。
染めて隠すだけではなく、
もっと自然なもので、
髪そのものをきれいにしていく方法はないのかな。
そこから私は、
今までとは少し違う方向を探し始めました。
そして、そんな時。
一人のお客様とのご縁がありました。
その出会いが、
この先の私の美容師人生を少しずつ変えていくことになります。
この美容ストーリーは、第10章まで続きます。
次回は、
第4章|お客様の髪が教えてくれたハーブケアとの出会い
へ続きます🌿
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