2021年の春。
湿疹は、それまでで一番ひどい状態になりました。
顔は赤く腫れ、まぶたも腫れて、鏡を見るのもつらい。
美容師としてお客様と近い距離で向き合う仕事だからこそ、肌のことが気になって仕方がない日もありました。
それでも、お客様を目の前にすると、 「今日もきれいになって帰ってほしい」 「少しでも髪を良くしたい」
その思いの方が強くて、笑顔で仕事をしてきました。
40歳頃、白髪や髪の変化が気になり、ハーブケアを始めました。
ハーブは、私自身には髪や頭皮にとても良いものだと感じていました。
植物の持つ力や生命力を、髪や頭皮が受け取っているような感覚があり、
お客様の髪を守りたくて研究を続けていました。
でもその一方で、頭皮は大丈夫だったのに、私の顔には湿疹が出始めました。
そこで初めて、 植物のものだから誰にでもやさしいとは限らない。
弱い肌や敏感な肌には、強すぎることもある。
人によっては、植物アレルギーのような反応が出ることもある。
そんなことを、自分の肌を通して感じるようになりました。
この頃はまだ、ハーブを本格的に学んではいませんでした。
でも、良い面だけではなく、使い方や体質との相性、禁忌や注意点まで知ることが大切なのではないかと思うようになりました。
その思いは、のちにつながります。
2025年から、ナチュロパスのナミさんのハーバリスト講座で、ハーブを本格的に学び始めました。
@naturopathnami 良いところだけではなく、
「どんな時に使わない方がいいのか」 「どんな人には注意が必要なのか」 そこまで学びたいと思った背景には、自分自身のこの経験があります。
その後も湿疹は、良くなったと思えばまた出る、を繰り返しました。
更年期、怪我、2度の手術、コロナ禍、サロン移転。 振り返ると、心も身体もかなり疲れていた時期だったと思います。
そして2021年の春。 湿疹が一番ひどくなった時、私は本気で思いました。
「どうして、こんなに繰り返すんだろう。」 今出ている症状だけを見ていても、答えは分からないのかもしれない。 身体は、昨日今日でできたものではない。
幼い頃の食生活。 美容師になってからの生活。
長年薬剤に触れてきたこと。 40代からの身体の変化。
更年期、怪我、手術、ストレス。 一度、自分の身体の歴史を全部振り返ってみよう。
そう思ったことが、私にとって大きな転換点になりました。
このあと私は、今まで「身体に良い」と信じてきたものをいったん見直し、これまでとは違う方向から身体と向き合うことになります。
続きは、第7章 中盤へ。 このストーリーは第10章まで続きます。 まだ第1章からご覧になっていない方は、ぜひ最初から読んでいただけると嬉しいです🌿
ツヤカミ神戸
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